呼びかけ

2020年8月13日

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「非人道的な臓器収奪問題」についての平塚市議会への請願の呼びかけ
令和2年8月21日  

「非人道的な臓器収奪問題」を考える市民の会
  代表 木谷正道 (日本棋院平塚支部長)

【請願の趣旨及び理由】
 香港における言論の自由が大きな関心を集めています。
 もう一つ、日本ではほとんど報道されず、議論もされていない問題に、「臓器狩り」と呼ばれる問題があります。
 中国で、法輪功という気功の学習者やウィグル人が数百万人の規模で強制収容されて臓器移植のドナーとなり、オンデマンドで臓器を摘出され、殺害されているという指摘です。
 インターネットにはおびただしい量の、詳細な情報や映像が掲載されています。
 正視し難い映像が含まれていますが、ご自分の責任でご視聴ください。

◆NHK BS1「馬三家からの手紙」 
(法輪功学習者への人権抑圧を描いた米国ドキュメンタリー映画)
http://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/?pid=180919 番組内容紹介
https://www.youtube.com/watch?v=3fMm6LWWHhE 自主上映予告編

◆「NEWS WEEK日本版(2019年6月19日)」
 「(英国)民衆法廷『中国は犯罪国家』と断罪 
 『良心の囚人』からの強制臓器収奪は今も続いている」
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2019/06/post-56.php
(抜粋)
 1990年代、新疆ウイグル自治区のウイグル族の政治犯が臓器摘出の対象となり、2006年には気功集団「法輪功」学習者からの強制的な臓器摘出疑惑が浮上した。国際的な批判を受け、中国政府は2015年1月、死刑囚からの臓器摘出は完全に停止したと表向き発表していた。
 しかしこの日、ナイス議長が読み上げた裁定は次の通りだ。
・死刑囚からの臓器摘出を停止した証拠は見当たらず、継続していると確信している
・移植手術のレシピエント(受容者)は予約が可能で、待ち時間は極端に短いことから、病院はドナー(提供者)の同意を得ずにオンデマンドで臓器の摘出を要求していることが疑われる
・強制的な臓器収奪のドナーには確実に法輪功学習者が含まれる。おそらく主なドナーは法輪功学習者だ
・イスラム教徒のウイグル族も同じような扱いを受けているリスクがある
・非常に多くの人が理由もなく残酷な死を遂げている


◆「中国の臓器狩り:動かぬ証拠」 
https://www.youtube.com/watch?v=S-xKHa_mBYg

◆(韓国)「中国渡航移植の闇 ― 生きるための殺害「Kill To Live」 TV朝鮮の隠しカメラ映像によるドキュメンタリー」
https://www.youtube.com/watch?v=YJD-xjt7xK0

 中国では1999年に法輪功学習者への迫害が始まり、同時に臓器移植件数が急増しました。
 中東や韓国、日本からも中国への移植ツアーが行われてきたと言われます。
 2006年に、一人の中国人女性が「外科医の元夫が法輪功学習者に強制臓器摘出を行った」という証言を米国で行い、人々を震撼とさせました。
 これを機に、海外では重大な人権問題としてこの問題が報道されました。
 国民の関心の高まりを背景に、違法な臓器移植を抑制するための法整備(イスラエル、スペイン、台湾、イタリア、ノルウェー、ベルギー、韓国など)や議会での非難決議がなされました(欧州議会、イタリア、オーストラリア、カナダ、英国、米国など)。

 2016年6月、米国下院は「決議案第343号」を全会一致で可決しました。
1 中華人民共和国における国家が認める強制臓器狩りを譴責する。
2 全ての良心の囚人からの臓器狩りを即刻停止することを中華人民共和国政府と中国共産党に要求する。
3 中華人民共和国政府と中国共産党による、17年にわたる 法輪功への迫害を即刻停止することを要求する。
  法輪功修煉者その他の良心の囚人を全て即座に釈放することを要求する。  (「4」以下略)

 こうした海外の動きに比し、日本ではこれまでほとんど何も報道もされず、議論も行われてきませんでした。
 NHK BS1「馬三家からの手紙」が2018年から10回近く放送(再放送)されていますが、地上波や新聞報道はほぼ皆無です。
 この結果、ほとんどの国民は、この問題を見たことも聞いたこともありません。
 いま、この文章を読んでくださっている皆さまも同じだと思います。
 私たち自身、つい最近まで何も知りませんでした。

 指摘されている事柄は、私たちの想像を超えていますが、看過ごすことはできませんでした。
 「臓器狩り」が事実なら、ナチスのユダヤ人虐殺に匹敵する行為であり、直ちに中止されなければなりません。
 事実でないならば、国際社会に対し、きちんとした説明と解明がなされるべきであると考えます。 

 事柄の重大さと緊急性にかんがみ、私たちは平塚市議会にこの問題で請願を行い、全ての議員の皆さまに紹介議員となっていただくお願いをすることにしました。
 平塚は「福祉のまち」「防災のまち」「囲碁のまち」「市民活動のまち」などと呼ばれ、生命を守り、豊かに育む多彩な市民活動が営まれてきました。相互に緩やかな連携があり、防災や震災復興、まちづくり、囲碁、音楽などの取組みを通じて、全国とのつながりがあります。

 私たちの活動分野や思想信条は様々ですが、人のいのち、人権、人道の大切さで一致しています。
 市議会議員の皆さまにおかれましても、会派を超えてご対応いただけますよう、心からお願い申し上げます。
 市民の皆さまには、多くの方が請願者となっていただけるよう呼びかけます。
 国内外、無数の方々のご努力の上に、私たちの行動もまた一つのきっかけとなって全国に議論が拡がり、この問題が早期に解決される一助となることを願っています。
 
【請願事項】
 1 「臓器狩り」と呼ばれる問題に関心をお持ちいただくこと。
 2 事実を解明する努力を、可能な範囲で行っていただくこと。
 3 その一つとして、議員の皆さまと意見交換させていただく機会を設けていただくこと。

第一次呼びかけ人(順不同) (  )内は各個人の職業・属性であり、所属団体の意思ではありません。

【郵送・連絡先】 〒254-0815 神奈川県平塚市桃浜町11-33-207  080-7991-4761 (木谷)
 kitanimasa4●google.com 
(●を@に変えてお送りください)
 公式サイト(署名簿、諸情報を掲載しています) https://hira-zoki.net/